統合心理の三角形                     ヤルデア研究所 伊東義高      

1. ハイダーの協和的認知論は示唆的である。 三角形の三辺の積が(+)ならば協和とする。 三角形の三辺の積が(+)なら不協和とする。 不協和は脳が落ち着かないので協和化を図る。 (?)を(+)または(−)にして解決する。 または(+)を(−)に、(−)を(+)に。 2. 協和化したがるのは生理的・心理的理由。 大脳は構造的にOn、Offの二進法。 シナプシス環(+)=好き(−)=嫌い。 膨大情報を(+)と(−)に区分貯蔵。 (+)(−)混在情報は困るので整合化。 3. 創造的思考における統合化に援用できる。 @ 自分はテーマを解決したい=(+) A 類比対象物には興味がある=(+) B @とAとは異なる物である=(−) C 3辺の積のマイナスを何とかしたい D Bがプラスになる方法を考えてみる E @Aの共通点を見つければ→(+) F Eに基づく創造物は協和的である! G Fは強い快感(AHA!)をもたらす H Gの自分が好きになり、創造を反復。 * 矛盾解決欲求と同じ心的エネルギーが、異質結合を 試みるも なかなか良い統合案が得られない時+、− 同居のような異質混在を早く整理したくて、潜在思 考を継続させ,そして時に「ひらめき」をもたらす。

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