論理三法                     ヤルデア研究所 伊東義高      

1. 論理の形式には大きく三つの発達過程がある。 @ 単純にAからBを類推する仮説設定法。 A 多くの事象から公理を推定する帰納法。 B 公理から特殊の真理を推理する演繹法。 論理学としての順序はB、A、@の順。 実用では@は特殊的、AとBは一般的。 2. 演繹法は古代ギリシャのアリストテレスから。 @ まず全体を規定する公理の存在を前提。 A 次に問題の特殊は全体の一部だと証明。 B 特殊は公理に従う故にこれこれである。 3. 帰納法はベーコンなどがその確立に努力した。 @ 同類の個々の特殊事実を多く観察する。 A 共通の事実から共通の公理を推定する。 B 同類の任意の個につき公理を証明する。 4. 仮説設定法はパースが発想法と命名した類推。 @ Aについての観察からある属性を知る。 A 別のBがAと類似していることに着目。 B 類似のBについても同様の属性を類推。 これは「帰納+演繹」の特殊形態といえる。

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