マトリックス発想の演習問題             ヤルデア研究所 伊東義高    

@ サッカー好きの食品会社社長はどう考えたか? ・A社は地方都市にある中堅食品販売会社である。 ・近ごろ、社長は販売強化策について考えている。 ・仕入れ強化、店頭販売の魅力化、苦情処理対策。 ・あれこれ考えるのだがどうも良い知恵が出ない。 ・頭休めにテレビを点けたらサッカーをしていた。 ・食品会社社長とサッカー監督とどちらが楽か…。 ・そんなことを考えていたら、ふと閃きが湧いた。 A 経営資源(シーズ)と顧客注文(ニーズ)は合致? ・B店は地方都市の駅前にある一杯飲み屋である。 ・親父譲りの焼き鳥とおでんの味には定評がある。 ・不況のせいもあるが最近は売上げが上がらない。 ・気が付いたら客層は年配者だけで若者はいない。 ・若者が喜ぶ料理を作って呼び寄せようと考えた。 ・現有の設備と腕前を生かしながらの開発である。 ・あれこれ料理プランを考えているうちに閃いた。 B 市場要請と自社資源を組み合わせた新商品は? ・C社は地方のしにせの中小食品加工業者である。 ・部長は伸び悩みの経営の建て直しを考えている。 ・新商品開発とEビジネスでの勝負を考えている。 ・高齢者の拘りや若年層の嗜好変化を取り入れる。 ・魚介類と野菜の調理施設・技術を大いに活かす。 ・変ってはいても、変ではないものを開発したい。 ・ニーズとシーズを交互に考えている時に閃いた。 <ヒント> ・固定観念「野菜ジュースはあるが,魚介類は生臭くてドリンクなんかにはなりっこない」 ・考え方 「生臭さを取るには」「あってもよい生臭さはないか」「生臭さを活かせないか」 「喜ばれる魚介類の味や香りは何か。それを使えないか」「世界中同じだろうか」 「骨油(焼き魚の骨に湯を注ぐ)やラーメンのスープ(トン骨)を参考にしたら」

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