想像の三角形                     ヤルデア研究所 伊東義高      

1. 猿は体験表象をありのままに脳裏に再現する。 知覚的(視・聴・嗅・触・味)印象が記憶にある。 直面の刺激により印象記憶が引き出される。 想起は基本的に再生的、過去のままである。 2. 記憶容量の増加とともに想起に混同が生じた。 人を噛む蛇や人を食う虎は「怖いもの軍団」 強い恐怖感は記憶に混乱や混同を惹起する。 蛇像と虎像が夢現の中で重合し竜像になる。 3. 古代人は意識的に意図と心象を結合する想像。 動植物を擬人化して想像的産物を楽しんだ。 動物と人間を結合させて半人半獣を作った。 更に超能力と人間を結合させて神を作った。 4. 更に願望を想像によって表出する様になった。 死の恐怖を解消する再度の人生を願望した。 それを現世と結合させて来世・天国を創出。 神話・伝説・小説…は願望と現実の結合体。

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