ORとAND−1                    ヤルデア研究所 伊東義高      

1. ORとANDは認識と存在の原理でもある。 「有と無」は定性的には二律背反のOR。 「有と無」は定量的には微量的なAND。 1と0の二進法はOR,n進法はAND。 白も黒も白黒が微量に混合物したAND。 2. 宇宙・自然の理解にもORとANDが必要。 量子物理界でもOR的な完全一律はない。 量子物理界にもAND的なゆらぎがある。 進化もDNA内の微量ゆらぎの増大発展。 OR的突然変異もAND的適者生存も…。 3. 自然界・人間界の諸変化にもORとAND。 変化とは時間軸における量的増減の軌跡。 時間刻みを大きくすればOR的棒グラフ。 時間刻みを小さくすればAND的連続線。 新政権が旧政権を倒す革命はOR的変化。 新旧政権が交代し争うのはAND的変化。 ORとAND−2 1. 原始生物の論理はハード化された「OR」。 細胞膜の小孔(分子間隙)が口であり肛門。 分子量の大きさで孔を通過する物質が決定。 孔を通れるものが餌の対象でYESである。 孔を通れないものは餌対象外でNOである。 YESとNOの二分法が構造上決定される。 2. 中等生物では「OR」がソフト化された。 多細胞化→身体増大→口腔発達→雑多侵入。 消化出来る物、出来ない物、有害な物…等。 体内に入れるものを区分する必要が生じた。 化学特性で餌か否かを識別する味覚が発達。 「YES」は「好き」、「NO」は「嫌い」。 触覚・視覚等と合わせて摂取前に取捨選択。 3. 高等動物の論理には「AND」が現れた。 生活環境が複雑化して「益・害」も多様化。 「益」と「害」の二極の中間物が増加した。 少し苦い(NO)が食えば食える(YES) 少し辛い(NO)が却って美味い(YES) 敵(NO)ながらあっぱれなやつ(YES) 大同小異 対象が見馴れた物は大同小異で安心・退屈。 対象がほぼオール「YES」だから受入れ。 OR 小同大異 対象が見馴れぬ物は小同大異で不安・拒否。 対象がほぼオール「NO」だから敬遠する。 OR 中同中異 両者の間にある物は中同中異で興味・好奇。 対象が変っているので面白く気を惹かれる。 AND

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